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骨髄ドナー体験記!の、ようなもの。その2 [骨髄ドナー体験記]

えーっと、骨髄移植で最初に思い浮かぶのって、やっぱ白血病かな?
病に苦しむ幼い少年少女やアイドルを目指していたけど突然の病が発覚!
の美少女へ、突如救世主として現れた僕の骨髄が使われるのかー!
そんな妄想、少しぐらいしてもいいですか?いいよね。ね?

はい、ここから真面目な話。

コーディネーターの方から連絡が来て、
いよいよ病院で初対面&確認検査です。
事前にアンケートでどこの病院が都合が良いですか?
ってのがあって、2〜3病院ピックアップ出来るのだけど、
その中から自宅から一番近い病院に決定したのでよかった。

病院でコーディネーターの方とお会いして、診察室へ。
まずは、先に送られていたハンドブックをもとに、
コーディネーターの方から順番に説明を受けます。
・基礎知識、・コーディネート(候補者になってから終了まで)の進め方、
・採取について、・その他の事項、・費用と補償…等々の説明を約1時間。

何度も強調されるのは、
あなたは候補者の1人(あなただけではない)ということと、
決して強制ではないということと、
ドナーの健康と安全が優先だということ。

これは、やっぱり100%ノーリスクではないということと、
(このリスクについては後ほど説明しまーす)
体調が悪いのに、提供できるのは自分しかいないと感じて
無理して受けてしまうことを避けるためじゃないかな。

さて、骨髄提供ってどんな風にするかイメージできます?
みなさんのイメージって太い針を腰の骨に刺して、
チューチュー吸い取る感じですか?

それであってます!(笑)

あってますが、処置中は全身麻酔で知らん間に済んでます。
眠って次に気がついたら病室の中です。あとで説明しますね。

そしてもう1つ。

抹消血幹細胞採取という方法があるのです。
これはG-CSFという薬を注射して、血液中に造血幹細胞を増やして、
それを成分献血のように機械を通して血液中から抜き取る方法です。
今回、僕が行なったのはこちらの方法です。あとで説明しますね。

一通りコーディネーターの方からの説明が終わると、
その病院の担当調整医師から医学的な説明を受けます。
これは10分ぐらいで済んじゃった。いいのか?

全部の説明を聞いたあと、それでも提供してもらえることに
変わりがないか確認されます。
もちろん、変らないので提供しますよと答えました。

まず、何が一致すると骨髄ドナーになれるのか。
それは、「HLA」という白血球の型です。
赤血球の型はみなさんご存知のA、B、AB、O型に
Rh+とかRh−とかの組み合わせですが、
白血球の型は数種類から数十種類あって、
その組み合わせは数万通りあるそうです。
非血縁者の中で型が一致するってのは奇跡なんですね。

意志確認をとったあと、検査の為に採血をします。
更に細かい血液の健康状態と、他の候補者と比べて、
より白血球の型が合う候補者を選ぶ為です。
この時点でも、候補者は僕だけではないと強調されました。
なので、この結果次第で本当の提供者になるか決まるのです。

ま、なんとなく、候補者僕しかいないでしょ?
って感じてましたがね…。

この日はそんな感じで終わりました。
そして、その日から風邪等を引かないようにマスク生活です。

思い出しながらの説明で分かりにくいかもしれませんが、
頑張って最後まで書くぞ!

つづく!のだ。


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