日舞小道具第4弾！

意外と続くこのシリーズ。

今回は、賤機帯［しずはたおび］という演目で使う小道具と、
羽根の禿［はねのかむろ］という演目で使う小道具の練習用の小道具です。
練習用の小道具という事だったので、何となくそんな形をしていれば良いですというレベルの作業でした。

しかし、『賤機帯』も『羽根の禿』も、小道具作ってなかったら絶対縁のないタイトルだなぁ〜。



これが、『賤機帯』で使う小道具。子どもを亡くして気が触れてしまった女性が川底を網で何度も漁る様を、
何も知らない船頭が馬鹿にするんですが、最後には事情を知って哀れに思うという“狂乱物”という部類の演目だそうだ。
材料は、100均のBBQ用の網と紐。あと、家にあった竹竿。



これが、『羽根の禿』で使う小道具。羽子板で羽根つき遊びをする女の子（子供）の演目です。
棒の先に羽根がくっ付いていて、軌道を操れるようになっています。
材料は、これまた100均のお遊び用卓球セットのピンポン球（普通のより一回り小さい）と、
鳥の羽が付いた変装用仮面？お面？と、操作棒用の木。

以上！

合計1000円にも満たない制作費でした。

納品をしにいったら、羽子板の羽根は意外と好評で、舞台用にもう一個依頼されました。
そして更に別の小道具の依頼も！その報告は後日！